入浴はストレス解消し美肌を作る効果あり!?【入浴による美容、リラックス効果とは!?】

睡眠は美容にとって重要なもの。
とはいえ、ベッドに入ってから朝までノンストップで眠れないときもありますよね。

そんなときに意識したいのが毎日の「お風呂」。
睡眠と体温とは深い関係にあります。さらなるキレイへつなげるための入浴術をご紹介します
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入浴の美容効果
入浴で眠りの質を上げておくと、
美肌も美ボディも手に入る!?夜の入浴で睡眠の質をあげておくと、
入眠時間が短縮され、ゆったり長くからだを休ませることができます。

また、お風呂を簡単に済ませたときよりも、
しっかりからだを温めたときのほうが、美肌や体型キープなど、
たくさんの美容的効果が得られるのだそうです。

『肌は夜作られる』と言われますが、
睡眠中には天然の美容液と呼ばれる成長ホルモンが集中的に分泌されるため、
お肌や体全体を効率よくメンテナンスできます。

さらに最近では、
しっかりと眠ることはダイエットにも直結するということも分かってきました。

肌やボディに自信をつけたいなら、
眠りの質を上げる入浴を習慣にして毎日の睡眠時間をエステタイムに変えていきましょう!
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入浴によるメリット

疲労回復をはじめ、健康増進、ストレス解消などにも効果的といわれる入浴。
湯船に浸かるだけで、さまざまなメリットを生んでくれるのであれば、
こんなにうれしいことはありません。

そもそも入浴はどんな作用があって、健康効果が得られるのでしょうか?
そのメカニズムと効果内容をご紹介します(^^♪

疲労感の解消・リラックス効果
入浴すると体温が上がり、新陳代謝が高まります。
身体のなかに溜まった老廃物や疲労物質が体外へと排出されやすくなるほか、
血液によって身体の隅々まで酸素や栄養素が運ばれるため、
身体がスッキリして疲れなどが和らぎます。

また、身体が温まると筋肉や関節部の緊張がほぐれます。
家でのパソコン作業などによって肩や腰の痛みに悩んでいる方もいるでしょうが、
これらの痛みは筋肉が緊張しておこるため入浴によって改善する可能性が高いと言えます。

このほか、入浴すると副交感神経の働きが優位になります。
副交感神経の働きが優位になるとリラックス効果を感じやすく、
凝り固まった心身が解けていくため、気持ちが楽になるでしょう。
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血流の改善
入浴によって身体に水圧がかかると、皮下の血管にも圧力がかかります。
ポンプのように血液が押し出され
心臓の動きが活発になるので、血流やリンパの流れが改善します。

血流の改善は冷えの解消にも効果的なので、
慢性的に冷えに悩んでいる方にも入浴はおすすめです。

むくみなど血流の停滞により起きる現象も
軽減することができます!!!
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新陳代謝が高まる
入浴によって新陳代謝が高まると、お肌の調子が良くなります。
最近では、マスクによる肌荒れに悩む方も増えていますが、そうした方にも入浴はおすすめです。

新陳代謝が上がった状態は、
運動前のウォーミングアップをしたときと同じ状態です。
運動前に入浴し、身体を温めれば、怪我などもしにくくなるでしょう。
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良質な睡眠を取ることができる
人は眠りにつくときに深部体温(脳や内臓といった身体内部の温度)が下がり、
この働きによってスムーズな入眠と快適な睡眠がなされています。

何もしなくても自然に体温は下がり眠くなりますが、
入浴によって深部体温をちょっと上げることで入眠をスムーズにし、
良質な睡眠を得ることが可能です。

入浴は、就寝する1~2時間前に済ませておきましょう。
良質な睡眠には、皮膚温度が高く、深部体温が低くなることが理想です。
入浴することによって皮膚の血流をアップさせ、
皮膚から熱を放散させて深部体温を下げることで、夜はぐっすり寝ることができるのです。
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お肌のデトックス効果
半身浴をすると、お肌のデトックス効果が得られます。
デトックスとは「解毒」という意味で、体内に溜まった毒素を放出する健康美容法です。
半身浴にすることで、体温がじんわり高まり、汗をかきやすくなります。

汗は老廃物を体外へ排出する役目があるので、
半身浴によってサウナのように効果的に身体を温めれば、汗をかきやすくなるでしょう。

より効果を高めたいなら、マッサージをプラスするのもおすすめです。
足首や膝などのリンパ節を中心に、詰まったリンパを流すようにもみほぐしましょう。

痛みがある場合はリンパが詰まっている可能性がありますが、
続けることで流れがスムーズになり、デトックス効果の高まりが期待できます。
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浮力効果で疲労回復・ストレス解消になる
入浴すると浮力が発生し、人間の体の重さは本来の体重の10分の1程度に減少します。
すると体が軽くなることで筋肉が緩み、緊張がほぐれてリラックスできます(浮力効果)。

免疫には体内の環境を整える自律神経という神経が密接に関係しています。
自律神経は交感神経と副交感神経の二種類で構成されており、
それぞれがバランスをとって存在しています。

たとえば、活発に活動している時には交感神経が働き
休息のときには副交感神経が働いています。

つまり、ストレスがかかり過ぎると
交感神経が働き続けることで疲労が溜まってしまい、
逆に、副交感神経が働くことでリンパ球が増加します。

そのため
入浴でリラックスすることで副交感神経が優位になり、免疫力アップにつながるのです。
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水圧効果で心肺機能が活発になる
水圧が大きくなることで肺が圧迫されると、
肺は一所懸命肺に空気を入れようとするため、呼吸の回数が増加します(水圧効果)。

すると心肺機能が活発になることで筋肉が緩み、
血流やリンパの流れが良好になることで、免疫力アップにつながるのです。

気道の異物排出機能を正常化するお風呂の湯気も
免疫力アップのための重要なポイントとなります。

ウイルスや細菌が体内に侵入しそうなとき、
これらの異物を侵入させないように働くのが粘膜です。

お風呂の湯気を吸うことで、鼻腔や気管では、
異物を外に排出しようとする働きを正常化させることができます。

3秒鼻から息を吸い、5秒かけてゆっくりと口から息を吐き出す(腹式呼吸)ことで
より効果がアップするので意識してやってみましょう。

お風呂がストレス解消に効果的な理由
お風呂に入ると、活動時に優位となる自律神経の交感神経が、
休息時に優位となる副交感神経に切り替わります。
副交感神経は、体を緊張から解放しリラックスさせる神経。

入浴時など心身ともにリラックスしている時、
食事・睡眠時など体を回復している時に働き、心と体を休ませ疲れを癒してくれます。
湯船の中でリラックスして副交感神経が優位な状態になると、
ストレス緩和に効果があるβエンドルフィンや、気持ちを安定させ、
ストレスに強くなる働きのある幸せホルモン・セロトニンの分泌が活発になります。

また、これらの脳内物質には、ストレスを感じると分泌される
恐怖や興奮を司るノルアドレナリンの働きを抑制する作用もあります。
このような理由から、入浴はストレス解消に効果的だと言われています。22001083_s